2026年現在、日本で自動運航船の開発が進んでいることを
ご存知でしょうか? 車じゃなくて「船」です。

ーーーーーはい、私の海は更新されていませんでした🥹ちーん

MEGURI2040とは

MEGURI2040(めぐり にせんよんじゅう)は、日本財団が2020年から推進しているプロジェクトで、目標は「2040年までに、内航船の50%を無人運航にする」こと。
公式サイト https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/meguri2040

内航船は、ざっくり言えば「海の国内線」。国内の港と港を結んで、荷物やお客さんを運ぶ船のことです。

日本財団とは?

社会課題の解決に取り組む非営利活動団体などへ資金助成を行う団体。
私はときどきバスを見かけます。にっこり緑顔のマーク。(いまのロゴは佐藤可士和さんなんですって)
他にも財団は色々とありますが、日本財団はボートレースが財源だからかな?前身が日本船舶振興会ということもあり、活動の中心に海洋があります。

なんといっても、座組がすごい。

海運会社、造船会社はもちろん、通信会社、AIのスタートアップ、保険会社、気象情報の会社まで。
53の錚々たる企業・団体を中心に、普段はライバル同士のはずの会社も目標に向かって一丸となっている。勝手に胸熱しています。また別の記事で触れる予定。

船はたいへん。

船は車と違って、道がない上に揺れる海がベース。
天候の影響があって、なにより大きいし、離着岸という飛行機ばりのミッションまである。
船の運行には許可が必要だし、安全についてもハードルが高い。
さまざまな分野の人たちの力が揃ってはじめて、船は海に出ています。

2026年3月。4隻の船が国土交通省の船舶検査に合格し商業運航を始めた、と発表されました。
もう実験段階じゃないんですね。本物の荷物とお客さんを載せてます。そしてデータを集めて、ルール作りに活かすようです。

そんなに大変なハードルを超えて、自動運航を急ぐ理由は?

人が足りない。

国内の貨物船で働く船員さんの半分以上が、50歳以上。 このままだと、船はあるのに動かせない未来が、わりと具体的に見えている。そもそも他の業界でも人口減少による人手不足は課題ですし、たしかに。

実は物流の多くは海運が担っている。確かに重たくて量が多い荷物ほど、海から運ぶのが良さそうですよね。 コロナ禍で身に沁みた物流の大切さ。
このあたりは、また別の記事で。

テクノロジーで事故も防ごう。

船の事故の原因となるヒューマンエラーを防ごう、という目的もある。
レーダー、カメラ、GPS。見張りや操船の多くを、センサーとコンピュータが手伝ってくれる。集めた情報をもとに、ほかの船とぶつからないよう、いちばん安全な針路を選ぶ。そして操縦もサポートしてくれる。
自動運航船とは、こういうことのようです。

これは知らなかった、で終わらせたくないと思いました 👀

funemedia.jpのFOLLOWINGの記事では「私の『海』は、更新されていなかった」をテーマに、MEGURI2040を入口にして海の世界を覗いていきます。 船のこと、港のこと、そこで働く人のこと。 業界の言葉はできるだけ、生活者の言葉に翻訳しながら。

私の「海」を更新していく過程を、 そのまま記事にしていくつもりです。
よかったら、また次回もお付き合いください。


更新をチェック!
follow me

出典・参考

■ 日本財団「無人運航船プロジェクトMEGURI2040」公式ページ
■ 株式会社商船三井 プレスリリース「MEGURI2040 第2ステージ成果を発表 実証船4隻が国土交通省の自動運航船認証を取得」(2026年3月)
■ 国土交通省海事局「内航海運の現状について」(国内貨物輸送分担率・トンキロベース)
■ 日本財団「日本財団とは」(財団概要・事業財源)
■ 広報会議デジタル版「佐藤可士和デザインで刷新。日本財団のコーポレートサイト」(2014年1月号)

※本記事は公開情報をもとに、生活者の目線で再構成したものです。事実誤認などがあれば、ぜひ教えてください。直します。